解決法
Google Compute Engineで新しいVMを開 始します。VM、ゾ ー ン 、マ シ ン タ イ プ 、 お よ び
ブートディスクの名前を選択します。IDとアクセスの管 理、ファイアウォール、および必
要な高度な設定などを構成します。VMを 作成します。
VMが作成されたら、SSHまたはGoogle Cloud Shell経由でログインします。特定のOSタ
イプのパッケージマネージャーを介してNGINXまたはNGINX Plusをインストールしま
す 。適 宜 NGINXを 構 成してリロ ードします。
もしくは 、Google Compute Engine起 動 スクリプトを 使 用して NGINXをインストールし
て構成することもできます。これは、VMを作成する際の高度な構成オプションです。
解説
Google Compute Engineは高度に構成可能なVMを即座に提供します。VMの起動は簡
単 で 、無 限 の 可 能 性 が 広 が り ま す 。Google Compute Engineは 、仮 想 化 さ れ た ク ラ ウ ド 環
境でネットワーキングとコンピューティングを提供します。Google Computeインスタンス
を使 用すると、いつでもどこでも必要な時にNGINXサーバー の全機 能を利 用できます。
10.9 Google Compute Imageの作成
問題
VMをすばやくインスタンス化するか、インスタンスグループのインスタンステンプレー
トを作成するために、Google Compute Imageを作 成する必 要 があります。
解決法
レシピ 10.8の手順に従ってVMを作成します。VMインスタンスにNGNXをインストール、
構 成 後 、ブ ー ト デ ィ ス ク の 自 動 削 除 状 態 を falseに設定します。ディスクの自動削除状態
を設 定するには、VMを編集しますディスク構成の下の編集ページには、「インスタンス
が削除されたらブートディスクを削除する」というチェックボックスがあります。この
チェックボックスの選択を解除して、VM構成を保存します。インスタンスの自動削除状
態がfalseに設定されたら、インスタンスを削除します。メッセージが表示されても、ブー
トディスク削除のチェックボックスを選択しないでください。これらのタスクを実行す
ると、NGINXがインストールされたアタッチされていないブートディスクが残ります。
インスタンスが削除され 、ブートディスクが接続されていない場合は、Google Compute
Imageを 作 成できます。Google Compute Engineコンソールの [イメージ ] セクション
で、[イメー ジの 作 成 ] を 選 択 し ま す 。画 像 名 、フ ァ ミ リ 、説 明 、暗 号 化 タ イ プ 、ソ ー ス の 入
力を求められます。使 用する必要のあるソースタイプはディスクです。ソースディスクに
は 、接 続 さ れ て い な い NGINXブートディスク を 選 択します。[作成] を選択すると、Google
Compute Cloudが ディスク からイメー ジ を 作 成します。
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